
【異界からの迷い人】イリス・メイジ
- 名前
- 入巣 明路(いりす あきみち)
- 種族
- 人間
- 性別
- 男
- 年齢
- 21
- 属性
- 無
- 体格
- やや痩せ型
- 色
- 小豆色
- 職業
- 大学生
- 職能
- ―
- 技能
- 楽器演奏(打)
- 口調
- ボク/キミ/〜さん/〜です、〜ですか?
- 同級生に
- ボク/キミ/呼び捨て/〜だよ、かな?
心配しなくても、必死にならなくても、ボクが何もしなくても!
どうせ、どーせなんとかなってしまうんです。
世界はそうできているんです。
なんにもしなくていいんですよ。
異界の住人。
でっかいトラックに轢かれたと思ったら、海の王国の森に無傷で倒れていた。
説明が面倒だったため「遠い国から来た旅人」と名乗り、誰にも真実は明かしていない。
森で賊から助けてくれた傭兵グループに姓を名乗ったところ、「イリス」という名と認識されたため、
とりあえずそのまま本名の漢字の読みをかえて「イリス・メイジ」と名乗っている。
軽いケータイ依存症。隙があればケータイをぱちんと開く癖(ただし電池切れ)。
剣を振るう腕力も度胸もないため、特製の盾だけ持たされている。
挫折を知らない無知の傲慢。絶望的な楽観視。
テキトーに努力せず生きてきた結果、とくに致命的なことには出会わなかった。
テキトーにやっていればどんなことでも勝手になんとかなると思っている。
とりあえず「成功」といえる程度の成果でいいのなら、努力なんて無駄だ。
自分の行いには、どうせ何の意味も価値もない。
この世界に飛ばされた件により、「”死ぬ”すらもなんとかなる」と思い至ってしまってからは、いよいよ絶望的である。
この精神が他者を慰めたり怒らせたりしているようだが、本人はとくに何も考えてない。
努力や苦労を嫌い、この世界でも雑に生きて非日常を楽しんでいる。
本当はちょっと要領のいいだけ、人並みには頑張る子だが、自覚していない。
とはいえ、本質はどこにでもいるフツーの大学生。
異世界の習慣には普通に戸惑い、戦闘に出逢えば普通にビビる。
ただ、まあ、過ぎてしまえば「なんとかなった」。
じっさいこちらの世界では、なんとかなるはずがない。価値観も能力も違いすぎている。
異世界の価値観と自己の世界観をぶつけては周囲には多大な迷惑をかけている。
他者に護られ世話されギリギリなんとかなっている。
「きっと大丈夫ですよ!その方法じゃなきゃあ不可能ってわけじゃあないんでしょう?」
「ちょ、っと待った待った、殺しはマズイって!」
「うわあ、大戸!なんで此処に!? ていうか、ボクってば普通に行方不明扱い?
えー、帰れたらどう説明すればいいんだろう、めんどくさい」