【花の呪術師】リザホート
- 名前
- リザホート
- 種族
- 牛獣人
- 性別
- 男
- 年齢
- 外見20代後半くらい
- 属性
- 風、闇
- 体格
- 頑強、巨躯
- 色
- 花の赤
- 職業
- 探索者
- 職能
- 呪術師(まじないし)、野伏
- 技能
- まじない、呪術、草魔法
- 口調
- 私/貴方/さん/〜です、〜でしょう
- 素は
- 私/貴方/さん/〜だ、〜だろう
ちゃんと「生きている」貴方達を尊敬します
……リザホート、とお呼びください
若い呪術師見習い(△のろい 〇まじない)。
自然と共にあることを是とする一族の子。
考え方の近いHaPPA団に身を置き手を貸しながら、
外の世界の自然を学び修行を目的として「山」へ臨む。
名の意味は「草の根」。
基本的に、他者や自然へは、敬い学ばせて頂く態度。
たとえ相手が悪であっても。そもそも善悪の概念がないかもしれない。
世界の全ては我が師ですので。
知識に対しては貪欲。学んだ物事はすぐに使いたがる。
機密などを彼に知られた場合、しっかり口止めをするべきだ。
自然に関すること以外では世間に疎いことがある。
不老不死を得た師がいるらしい。
今は死んでいるが、自分が死ぬか登頂達成時に蘇り逢えると言い、これも目的の一つとしている。
戦闘は植物を操ったり生やしたりする魔法型だが
術で道を切り開くというよりは、
自然を読み草木の声を聞き、ルートを開拓したり危機を察知したり等が本職。
故郷の森が天然の迷宮のような所であったためか、まじない無しでもそこそこのレンジャー技能はある。
その他、まじない技能(見習い)として、薬草毒草知識、祓いや魔除け、占術や祈祷など。
たいてい、自身の足元に様々な種類の赤い花を咲かせて歩く。
先行してルートの道しるべにしたり、何かの目印にしたり。
花のルートに危険物が存在することを嫌い排除する。
「この風のにおいは、川が近い証拠だ……あちらです」
「私は呪術師(まじないし)ですので。そういったことも扱えます……見習いですが」
「ああ、それはそういうことなのですね。なるほど……」
裏・ネタバレ
しかし、永く生きすぎれば心は枯れる。いつしか彼は何も感じない知識を貪るものとなっていた。
このままでは生きている意味がない、と
まともに「生きている」者たちの真似事をしはじめた。
適当な目標を残して一時的に永い記憶を封印し、達成や失敗時点で統合する……を繰り返す。
リザホートはそのひとり。自身も逢いたかった師もすべて偽りの記憶。
物語の最後で登頂を果たし「願いを叶える願望の石」の前で統合され消えるはずだった。
しかし強力な「呪詛返し」アイテムを得ていたためおかしなことになる。
私(花)が私(根)から全てを奪う呪いは反転し、私(根)に全てが奪われる。
リザホートは師(自分)から記憶と全てを受け継がれ、彼の願いであった「心の不死」を願望石に願う。
結果として、彼は「リザホート」として不老不死を生きることとなり、
心は登頂時点の精神で固定され、枯れることはなくなった。
それが本当に求めていたものなのかどうか、わかるのは多分ずっと遠い未来のお話。